• Instagramアイコン
  • Youtubeアイコン
  • Fecabookアイコン
  • 成人式の振袖・卒業式の袴や髪型選びに
    役立つ情報サイト

    Menu

    振袖コラム

    選び方

    2021.6.25

    振袖と着物の違いとは?成人式に振袖を着るのはなぜ?簡単にご紹介!

    振袖と着物の違いとは?成人式に振袖を着るのはなぜ?簡単にご紹介!

    「なぜ成人式では振袖を着るのだろう?」と思ったことはありませんか。振袖とほかの着物の違いがよくわからない…と感じる方もいるかもしれません。そこで本記事では、振袖やほかの着物との違いについてわかりやすくご紹介します。成人式を迎える方はぜひ参考にしてご活用ください。

    振袖とは

    成人式と振袖の関係について紹介します。

    振袖について

    振袖は未婚女性の第一礼装とされており、成人式や結婚式の披露宴、発表会の場などで着られます。着物との違いは袖の長さです。振袖は着物より袖が長く、袖の長さにより大振袖(約114cm)、中振袖(約100cm)、小振袖(約85cm)の3種類に分けられます。

    大振袖は最も格式の高い振袖で花嫁衣装などで着用されます。中振袖は袖の長さが足首くらいまであり、成人式や祝いの席などで着用します。小振袖は袖が短いため動きやすく、卒業式に着る袴と合わせて着用することが多いです。 

    振袖の歴史は諸説あり、江戸時代に踊り子達が舞台上で踊る際に、袖が長いほうが所作が美しく見えるため袖を長くしたと言われています。ただ日常生活では袖が長いと動きにくいたため、特別なときに着る晴れ着として着用されるようになりました。

    振袖の「振る」には厄払い、お清めの意味があります。古くより「振る」行為には厄を払ったり神に祈ったりする意味があるからです。そのため成人式で振袖を着ることは「厄を払い、御利益がありますように」との意味合いが込められています。

    また江戸の踊り子たちは、袂(たもと)を振ることで愛情表現をしていたそうです。そのことが若い女性に流行り、未婚の女性は振袖を着る対象へとなっていきました。現在の恋愛表現で使われる「振る」「振られる」は振袖からきているのではないかと言われています。

    振袖は20代までを目安に着ると良いでしょう。30代からは訪問着を着用するのがおすすめです。また振袖は未婚女性の第一礼装であることから、既婚女性は基本的に振袖は着ない選択をした方が良いでしょう。 

    成人式と振袖

    成人式は日本の冠婚葬祭の冠にあたる部分で、成人を祝う大切な式です。普段は着ない華やかな振袖を着ることで、自分が成人を迎えたことを自覚します。また家族や周りの方へ成長した姿を見せ、感謝を伝える役割もあります。

    振袖を選ぶ際は身丈、裄丈、袖丈の寸法が大切なポイントとなります。身丈は肩山から裾までの長さです。着丈と混合されやすいですが、着丈は着付けた際の振袖の長さをいいます。身丈はおはしょりの部分も長さが含まれています。身丈の寸法はおはしょりの部分を考慮するため、自分の身長と同じくらいの長さと考えると良いです。

    裄丈は背中の中心から袖口の長さまでのことです。裄丈の寸法は腕を斜め45度に上げて測ると良いでしょう。首の後ろの骨を始点とし肩の頂点を通って、手首のくるぶしまで測ります。

    袖丈は袖の長さ(袖山から袂まで)のことをいいます。

    関連記事:振袖を着る意味とは?なぜ成人式に着るの?振袖の疑問を解決します

    関連記事:成人式に総絞りの振袖を着たい!総絞りの歴史と価格について

    ほかの着物との違いは? 

    振袖と他の着物の違いは袖の長さです。一般の着物の袖丈は約49~56cmで、成人式で着用されることが多い中振袖の袖の長さは約100cmです。

    他の着物の種類には訪問着、附下、小紋、留袖、色無地などがあります。

    訪問着は未婚や既婚に関係なくどの世代の女性も着ることができます。お祝い事などの場面で着用できます。

    附下は訪問着と比較すると格が下で気軽に着用できる着物です。

    小紋は小さな柄が全体的に入った着物です。

    留袖には色留袖と黒留袖があり、上半身は無地で裾にのみ柄があるのが特徴です。色留袖は結婚式や披露宴などで着用されます。また黒留袖は新郎新婦の母親や親族が着ることが多いです。   

    色無地は一色で染められている柄のない着物です。

    は腰から下に着るもので、卒業式で着用する姿がよく見られます。

    訪問着と振袖の違い

    訪問着は未婚、既婚関係なく若い世代から高齢の世代まで着ることができます。振袖と比べて袖が短く、既婚女性や世代問わず着られるのが特徴です。また柄の種類が豊富です。

    関連記事:振袖と訪問着の違いを解説!留袖の特徴や格、種類なども紹介します

    関連記事:振袖と留袖の違いは?黒留袖・色留袖の違いや着用シーン等を解説!

    振袖着用時に必要なもの 

    ・襟部分は重ね衿 、半衿 、衿芯

    ・帯部分は袋帯、帯枕、帯締め、帯揚、前板、後板、三重紐 

    ・着付け紐部分はきものベルト、腰紐(4本)、着付けベルト 、和装ベルト、伊達締め  

    ・インナーは長襦袢、和装スリップ

    が必要です。

    他にはバッグや草履、足袋などの小物も必要となります。

    関連記事;振袖の帯の結び方を一挙紹介!【定番からアレンジまで】

    関連記事:振袖に合う袋帯の結び方と合わせ方

    関連記事:振袖の帯揚げはどう選ぶ?結び方やカラーの選び方を解説します

    振袖の種類

    振袖の種類

    振袖は大振袖、中振袖、小振袖の3種類あります。

    大振袖(本振袖)

    大振袖の袖丈は約114㎝で引きずるほど長い袖が特徴です。最も格式が高い振袖で、花嫁衣装として着用されます。近年では背の高い女性が大振袖を着こなし、成人式で大振袖を着用される方もいます。

    関連記事:大振袖とは?着物の種類や着用シーン、オススメ色や柄などをご紹介!

    中振袖

    中振袖の袖丈の長さは約100㎝で、足首くらいまでの長さがあります。成人式で着用されています。他に結婚式のお呼ばれ、お祝いの席などで着用します。

    関連記事:中振袖とは?成人式から結婚式まで利用できるシーン5選

    小振袖

    小振袖は袖丈の長さは約85cmで、膝くらいの長さがあります。振袖のなかでは格式は低く、カジュアルに着られます。パーティなどで着用します。

    関連記事:小振袖とは?着物の種類や着用シーン、オススメ色や柄などをご紹介!

    振袖の着回し

    振袖はさまざまな場面で着回しできます。例えば大学の卒業式に袴と合わせて着ることが可能です。また未婚女性の場合、友人の結婚式で着ることもできるでしょう。他に結婚前の両家の顔合わせのフォーマルな場面にも活用できます。

    振袖の柄 

    振袖の柄にはさまざまな種類があります。

    関連記事:振袖の柄の種類と意味を一挙紹介!【成人式に人気の柄の種類も紹介】

    古典柄

    古典柄は伝統的な柄のことで、花柄、鳥や蝶、吉祥文様、有職文様などがあります。上品で美しい雰囲気が楽しめます。古典柄は何年経っても変わらないデザインのため、ずっと長く愛用することができるでしょう。

    モダン柄

    モダン柄は現代的でおしゃれな雰囲気を持った柄です。古典柄にはないようなリボンやハート、ヒョウ柄のものまであります。可愛いデザインからかっこいいデザインまで幅広い柄があります。

    新古典柄

    新古典柄は現代柄と古典柄を合わせた柄です。伝統的な雰囲気を残しながら可愛らしく現代風のデザインが楽しめるでしょう。     

    辻が花

    伝統的な技法で作られた辻が花の振り袖は藤の花や無数の花が描かれており、立体的な風合いが魅力のひとつです。      

    春の柄

    春の柄は桜、春椿、梅、草などがあります。例えば桜は定番の柄で1年を通して着ても良いですが、満開の時期は競い合っているように見えるため避けた方が無難です。

    夏の柄

    夏の柄には向日葵、朝顔、紫陽花などがあります。例えば紫陽花だと梅雨から夏の時期のお花で夏にピッタリな柄でしょう。寒色系を選ぶとより涼しげで夏のイメージに合うでしょう。     

    秋の柄

    秋の柄には紅葉、桔梗、葡萄などがあります。例えば紅葉は秋の定番の柄で、暖色系の色を選ぶとより秋らしい雰囲気となるでしょう。

    冬の柄

    冬の柄には翁面、ひょうたん、駒、松竹梅などがあります。例えば松竹梅は縁起が良い象徴とされているので成人式にふさわしい柄でしょう。     

    「紅型(びんがた)」

    紅型は沖縄の伝統的な染色技法のひとつです。鮮やかな色合いが特徴的でレトロかわいい雰囲気を楽しめます。

    関連記事:矢絣柄の袴が人気の理由とは?今人気のレトロ柄の種類と意味

    関連記事:振袖をレトロモダンに着こなしたい!大正ロマンな振袖はレトロ小物で決まる!

    まとめ

    今回の記事では振袖についてわかりやすく解説しました。他にも振袖の意味や振袖とほかの着物の違い、振袖の種類、振袖の柄についてもご説明してきました。振袖には歴史があり、知れば知るほど奥が深くておもしろいです。成人式で着用する振袖選びにぜひ参考にしてください。

    振袖を検討している方は、ぜひJKSをご利用ください。

    振袖の購入・レンタルならJKSへ!

    振袖専門店へ訪れる際に、「来店したら、決めなければいけない」と感じるかもしません。しかし、JKSでは、来店時にその場で決めなければいけないということはなく、自分にあった振袖を担当者と一緒に考えながら、自分のペースで選べます。

    <日本最大の振袖専門店グループ!>

    JKSは長年にわたり、メーカと共同でオリジナル商品を開発しています。

    また、振袖を一括仕入れをしている日本最大の振袖専門店グループであるため、品質の良い振袖をリーズナブルな価格で提供できます。

    <豊富な品揃え!>

    JSKは全国規模の振袖専門店グループであり、高級品の振袖からレンタル振袖まで幅広いジャンルの振袖を取り扱っています。豊富な品揃えであるため、他人とかぶらない振袖を選べるメリットや自分に合った振袖を見つけられるメリットがあります。

    <日本最大の着物ネットワーク!>

    JSKは全国の有力店が集まる日本最大のネットワークを有しています。そのため、新しい柄や流行のスタイルなど、振袖にまつわる最新の情報を常時チェックできる体制が整っており、トレンドを押さえた振袖をご提案できます。

    <厳選された振袖のラインナップ!>

    JKSは京友禅、十日町友禅など、JKS加盟店が自分たちの目で厳選した品質の振袖だけを取り扱っており、量も豊富です。トレンドを押さえるだけではなく、品質にもこだわっているため、着物の着心地の良さも体験できます。

    <成人式で振袖のかぶりが出ない!>

    JKSでは、振袖の「一地区一柄限定」というシステムを導入しております。成人式で集まるエリア内で、同じ色や柄の振袖をお召しになる方が出ないように、各地域で同じ振袖が2点以上出回ることがないというシステムです。そのため、誰とも違う自分だけの振袖姿をご堪能いただけます。

    <振袖の帯の柄も豊富にある!>

    JKSでは、振袖を豊富に揃えているため、人気の柄が手に入ります。また、自分が着たい振袖の色やイメージが決まっている方は、こちらのツールを使うことで、より詳細に振袖を決められます。このツールでは「与えたい印象」や「カラー」の2点から、振袖を調べられます。与えたい印象では、プレミアムやファッショナブルなど、全4カテゴリーからを選択できます。また、カラーも全4カテゴリーからを選択でき、人気色である赤色や青色だけではなく、周りとかぶりにくい色(紫色など)もあります。

    振袖をイメージとカラーで選びたい方はこちら

    <サービスやアフターフォローも充実>

    ご購入時にはJKS加盟店独自の様々な特典を用意しており、アフターフォロー(振袖のお手入れや管理)も万全です。また、振袖の購入だけでなく、振袖のリフォームやメンテナンスのご相談もお気軽にしていただけます。前撮りから当日の着付けまでを一括で行えるため、まとめてのご依頼も可能です。

    お住まいのエリアの店舗は?