振袖選び

2018/11/30(金)

選ぶ前に知っておきたい!

「振袖の柄」の種類と意味②

振袖選びを始めるみなさん、振袖を選んだ方にも。
振袖に描かれている絵柄のことを、もっと知ってほしい!
なぜなら、振袖を選んだり着たりする楽しみがUPするからです!

前回は鶴、蝶、扇、鞠など、皆さんになじみのある柄をご紹介しました。
今回は、着物ならでは、日常ではあまり出合わない柄を取り上げてみます。
平安時代に使われていたものや縁起よしとされていたもので、
実際には、見たことがないものが出てくるかもしれません。

事前にチェックしていただくと、柄選びが楽しくなりますよ☆
振袖をすでに選んだ方は、当てはまるものがあったら
「こういう意味があるんだ!」と、愛着が深まることでしょう。

振袖の柄 part2  ゚+.☆

まずは六角形の美しい箱。これは何でしょう。
ふたが開いているもの、きれいな蒔絵が描かれているものなどがあります。

貝桶

これは、ハマグリの貝を入れておく「貝桶」という入れ物です。
平安貴族は、貝合わせという遊びをしていました。
女性たちは貝の形や色の美しさを愛でたり、
2枚の貝をぴったり合わせて遊んだりしていたそうです。

こちらが貝を単体で描いた「貝合わせ」の柄。

貝合わせ

貝殻に、花模様や吉祥柄などが描き込まれています。

そしてこちらが「貝桶」

貝桶2
貝桶3

美しい貝がたくさん入っていますね。
遊び終わったら、貝をこの中に入れて大事にしまっていたそうです。
こうした平安文化が、優美な伝統柄として今も愛されています。
女性らしくて、エレガントな柄行イメージですね。

さて、こちらはとってもおめでたい絵柄。
その名も「宝づくし」です!

さまざまな宝物を集めた縁起のよい吉祥文様です。

打ち出の小槌1
打ち出の小槌2
打ち出の小槌3

振れば欲しいものが手に入る「打ち出の小槌」、
周りから目を隠せる「隠れ蓑」や「隠れ笠」。
巻物は、ありがたいお経が書かれた「宝巻き」と呼ばれるものです。

「宝尽くし」との名の通り、一つあれば随所に散りばめられいるので、
お仲間を探してみると楽しいですよ♪

こちらは見たことがあるでしょうか。
和楽器をモチーフにした柄です。

花鼓文

能楽や謡の伴奏でよく見る楽器、「鼓」です。

鼓に花が描かれてさらに華やかなものを、「花鼓文」といいます。
花咲くような、素敵な音が聞こえてきそう…♪
和楽器は教養の象徴で、技芸の上達を願う柄とされています。
素敵ですね!

さあ最後、こちらはちょっとめずらしいかも。
これは何をする道具でしょうか。

糸巻

「糸巻」といわれる、その名の通りの道具です。

生活に欠かせないものだった糸巻きを、華やかに意匠化したもの。
たくさんの糸が巻かれて長く伸びるイメージから、長寿を表す柄です。
また、手仕事が上手な女性になりますように、という願いも込めて…。

振袖の柄には、一つひとつにこんな思いが込められているのです。
せっかくの振袖を着る機会ですから、
絵柄の意味を知って、その思いをくみとってまとえるといいですね。
JKSのお店のスタッフと絵柄のことをお話しながら決めるのも、楽しいですよ。

振袖選びは全国のJKS加盟店へ。
https://www.furisodeshop.com/shop/map
たくさんのラインアップから、心に響く一着を探しましょう!

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