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    振袖コラム

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    2022.4.27

    振袖でトイレに行くには?下着や持ち物、着崩れの直し方や生理対策も

    成人式や結婚式などではじめて振袖を着る人にとって、一番不安なのはトイレ問題ではないでしょうか。和服は動きが制限されるうえ、洋服では問題ない動きでも「着崩れてしまうのでは?」と心配になりますよね。

    振袖着用時のトイレはいくつか気をつけるべきポイントがありますが、事前に準備しておけば心配いりません。意外と重要なのが当日の下着の選び方です。あわせてトイレ後の着崩れの直し方もマスターしておけば、着付け直後のきれいな状態をキープできますよ。

    そこでこの記事では、振袖を着ている時のトイレの手順や準備すべきアイテム、着崩れの直し方、事前準備や当日の注意点などについて詳しく解説していきたいと思います。

    振袖を着ている時のトイレ手順

    まずは、振袖を着た状態でのトイレ方法について順を追って説明します。

    ①袖をまとめる

    その後の作業をしやすくするために、長い袖をまとめましょう。方法は以下の3つから、やりやすいものを選んでください。

    1.両袖を帯の前で結ぶ

    2.両袖を帯の前まで持ってきて、大きめのクリップで1つにまとめる

    3.それぞれの袖を帯締め(帯の飾り紐)に、はさんでとめる

    ②裾を左右に分けてめくりあげる

    軽くしゃがみ、裾を上から順番に1枚ずつ手に取って左右に分けます。まずは左手で振袖を左側にめくったら、次は右手で振袖を右側にめくります。長襦袢、裾よけも同じ手順です。

    裾よけまで左右に分けたら、腰のあたりまで「裏返し」になるように一気にめくりあげます。

    ③めくった振袖を腕ではさむ

    途中でずれ落ちないよう、めくった振袖は両脇にはさんで固定します。

    ④腰かけて下着を降ろす

    下着を下ろし、帯が潰れないよう浅く腰掛けて、用を足します。水を流すときは、水が飛び散らないようフタを閉めてから流しましょう。

    ⑤裾を戻す

    便器から十分に離れてから、めくりあげた裾を元に戻します。

    ⑥手を洗う

    水はねしやすいので、まとめた袖はそのままにして手を洗うとよいでしょう。不安な場合は、クリップなどで袖を後ろ側にまとめておくと安心です。

    振袖_女性

    当日の下着の選び方

    スムーズにトイレを済ませるには、当日の下着選びも重要です。ハイウエストのショーツの場合、おへそあたりまでめくりあげる必要があるため、着崩れの原因になります。

    着崩れを防ぐには、ビキニタイプやローライズなど、はき込みが浅いショーツを選びましょう。

    また和装用のショーツも1つの選択肢です。股割れになっているので、上げ下ろしの必要がなく、振袖をめくっただけで用を足せますよ。

    生理の時はどうする?

    万が一、当日に生理が重なってしまったときは、着付けスタッフに伝えるようにしてください。きつく締めすぎないようにしたり、腰回りの補正タオルを調節したりと、過ごしやすいよう配慮してくれるはずです。

    また生理用品の工夫も大切です。脱ぎ履きしやすいようサニタリーショーツはローライズタイプを選び、ズレを防ぐガードルやスパッツも用意しておくとよいでしょう。経血の量が多い場合は、タンポンと夜用ナプキンの併用も検討を。使い慣れているなら、吸水ショーツの使用もおすすめです。

    生理痛が重く、体調不良に陥りやすい人は、ピルを服用することで生理日をずらすのも1つの方法です。直前だと調整が間に合わないこともあるため、要注意。また、飲みはじめは副作用の影響を受けやすいので、余裕を持って数ヶ月前には診察を受けるようにしましょう。

    当日持っていると便利なアイテム

    続いて、トイレをスムーズに済ませるために、持っていると便利なアイテムを紹介します。

    ・着物用クリップか大きめクリップ(2~3個) 

    袖や裾をまとめるクリップを2~3個用意しておくとよいでしょう。着物専用のクリップも販売されていますが、大きめのペーパークリップや洗濯バサミでもOKです。

    ただし、髪用のクリップや小さなペーパークリップでは代用できないため要注意。はさむ面積が小さいと、うまく止められない場合があります。

    ・大判のハンカチ(50cm以上)

    トイレの際はしゃがむ動作があるので、半衿や胸元にファンデーションがついてしまうことがあります。メイクの汚れがついてしまうと、応急処置ではなかなか落とせません。

    振袖に汚れがつくのを防ぐため、ハンカチまたはバンダナを用意しましょう。50cm以上あると、首元に巻きやすいのでおすすめです。

    安心するのはまだ早い!トイレ後のチェックポイントと着崩れの直し方

    トイレを済ませたあとは、着崩れが起こっていないかチェックしましょう。見ておきたいポイントをいくつか紹介します。

    トイレ後のチェックポイント

    裾の順番、裾の後ろ側

    裾よけや肌襦袢の重ね順が逆になってしまうと、動きにくくなるうえ、着崩れにもつながります。トイレ後は、裾の順番が上から「振袖左側→振袖右側→長襦袢左側→長襦袢右側→裾よけ右側→裾よけ左側」になっているかチェックしてください。また裾の後ろ側が引っかかったりめくれたりしていないか、体の後ろ側を鏡で移して確認するのも忘れずに。

    ・おはしょり

    おはしょり(帯の下の折りたたみ部分)は、トイレ作業で崩れやすい箇所です。とくに、背中側は見逃しやすいため、めくれたままになっていないかを全身が映る鏡で確認しておきましょう。

    帯の崩れ

    おはしょりと一緒に、帯のつぶれや歪みがないかもあわせてチェックしてください。もし帯が崩れていたら、袖をまとめてから形を直すとスムーズです。帯結びにはさまざまな種類や形があるので、当日の着付け中に直し方のポイントを聞いておくとよいでしょう。

    着崩れの直し方

    どんなに気をつけていても、時間が経つと着崩れは起こるもの。もし着崩れが起こった場合、どうやって直せばよいのでしょうか。ここからは、着崩れの直し方をパターン別に解説します。

    【衿元が崩れている場合】

    1)右側の身八つ口(みやつぐち・脇のあき部分)から、振袖と長襦袢の間に右手を入れます。

    2)右手で衿を下に軽く引っ張って、整えます。このとき、強く引っ張りすぎると衣紋(後ろの衿・うなじの部分)が詰まってしまうので注意しましょう。

    3)左側の身八つ口から、今度は振袖と長襦袢の内側に左手を入れます。

    4)左手で衿を下に軽く引っ張って、整えましょう。

    5)胸元に緩みがある場合は、衿につながっているおはしょりを軽く引きます。

    【帯が下がっている場合】

    1)手を帯の下に入れて持ち上げつつ、帯の上を持って元の位置に引き上げます。背中側の帯が下がっている場合には、両手を後ろに回して下から持ち上げるようにするのがコツです。

    2)胴回りがゆるんでくる場合は、背中側の帯の下に小さめのタオルやハンカチを差し込んで調節しましょう。

    【裾がたるんでいる場合】

    1)右手で上前を正しい位置に引き上げ、左手で固定します。

    2)右側のおはしょりをめくって、腰紐の上の部分を軽く引き上げてください。

    3)おはしょりを戻し、下に軽く引っ張って整えたら、裾の長さやたるみを鏡で確認しましょう。

    振袖_足元

    当日注意すべき3つのポイント

    ここからは、振袖姿でのトイレで注意しておくべき3つのポイントを解説します。

    時間に余裕を持って行動する

    何より大事なことは、「時間に余裕を持ってトイレに行く」ことです。振袖姿でのトイレは、通常に比べて3~4倍ほど時間がかかると言われています。不慣れな人であれば用を足すだけでも10~15分、さらに着崩れ・メイク直しの時間を考慮すると、1回のトイレで20分以上かかることもあります。

    慌ててトイレを済ませようとすると、うっかり振袖を汚してしまったり、着崩れしてしまったりすることも。また、人が多く集まる式典会場では、トイレが混み合う可能性が高いです。振袖姿でのトイレは通常よりも時間がかかるため、「トイレに行きたい」と思う前に行動しましょう。

    広めの洋式トイレを使用する

    振袖姿でトイレに行く際は、個室の広い洋式トイレを選びましょう。和式トイレの場合、しゃがむ必要があるため、裾が床について汚れてしまうおそれがあります。また、フタができないので飛沫が飛び散りやすく、振袖にシミがついてしまうことも。

    洋式トイレであれば、フタもついていますし、用を足す体勢も和式トイレに比べて楽なので、失敗しにくいでしょう。ただし、清掃直後で床が濡れていることもあるので、その点は注意してくださいね。

    また、手洗い場とメイクコーナーが独立しており、全身鏡があるトイレであれば、着崩れ・メイク直しもスムーズです。

    「式典会場の近くに洋式トイレがあるか」「全身鏡があるか」などを、事前に確認しておくことをおすすめします。

    ショールや上着はトイレに行く前にはずす

    振袖着用時のトイレは、汚さないように細心の注意を払う必要があります。できるだけ身軽にしておくために、トイレの前はショールや上着はすべてはずしておくのが基本です。

    置き場がない場合や、荷物を人に見ていてもらえない場合を想定し、コンパクトに折りたためるサブバッグを準備しておきましょう。

    事前準備でさらに安心!

    難しいように見えますが、コツさえつかめば振袖でのトイレもそれほど難しくはありません。

    もし心配な人は、当日に慌てることがないよう、軽く練習しておくと安心です。実際に振袖を着なくても、長襦袢を羽織って椅子に座ってみるだけでも、裾や袖の動きやイメージがつかめます。

    また和装用ショーツや生理用の吸収性ショーツは、当日はじめて使うとなると、うまく使えないこともあるため、事前に使用感を確かめておくとよいでしょう。

    こんな時はどうする?着物着用時の気になるあれこれ

    ・袴+振袖の時のトイレは?

    袴の場合でも、トイレの仕方は基本的に振袖のときと同じです。振袖の裾を分ける前に、袴の裾を持ち上げてクリップでとめておけばOKです。

    ただし袴は重量があるので、振袖と一緒にとめるのではなく、袴用のクリップを持っておくとよいでしょう。クリップを多めに用意し、当日は6個ほど持っておくと安心です。

    ・もしも出先に和式トイレしかなかった場合は?

    和式トイレであっても、手順は洋式トイレと同じです。ただし、裾や袖はさらに短めにまくり上げる必要があります。また洋式トイレと違って和式トイレにはフタがないので、飛沫で汚れないように十分に注意しましょう。

    まとめ

    振袖着用時のトイレは、通常よりも時間がかかるので、余裕を持って行動することが大切です。作業は多いものの、コツさえつかめばそれほど難しくはありません。事前に練習してイメージを掴んでおくと、当日も慌てずに済みますよ。また袖をまとめるクリップや大判のハンカチ、小物用のサブバッグなど、便利なアイテムを持っておくとより安心です。「トイレに行きたい」と思う前に、早めの行動を心がけてくださいね。